音楽コラム<vol.60> 寄稿:エキサイト中條
音楽は「心の常備薬」。
そんなことをふと思う。
癒してくれる、元気をくれる、落ち着かせてくれる、ワクワクさせてくれる、、、
私自身、海へ山へと‟気分転換″という名目で一人でドライブに出かけることが多いのだが、そんな時、いつもお供いただいているのが『LINDBERG』である。
1989年デビュー。2002年に一度解散はしたものの、再結成して2014年より活動再開。
1989年、当時私は14歳。私の思春期、青春時代を共に過ごしてくれた、大切な友達のようなバンドである。
しかも、大学時代の先輩がしていた『EASY GRIP』というバンドがLINDBERG企画のジョイントコンサートに参加し、その公演をGUEST PASSで観させていただいたという縁もあり、これ以降自分の中で‶LINDBERGはマブダチ″という感覚に陥っている(笑)
そんな私の‶マブダチ″LINDBERGから、今回紹介させていただきたい一曲がこちら
『君のいちばんに、、、』である。
1つため息つくと 1つ幸せが逃げるらしい
見上げた空青すぎて 泣きたくなるときもある
誰かが誰かをいつも支えてるように
あの月でさえ太陽の光で輝いてる
宇宙の法則の中ではみんなひとりじゃない
イントロのギターリフも好きなのだが、私の激熱はこの2番の歌詞‼
あーーー泣けるーーー!!
もうため息ついても逃げる幸せがない私だが、この曲のこの部分、何回聴いても胸が熱くなる。もう、この歌詞を聴くために曲をかけているといっても過言ではない。
そしてサビで言われるのです。
もう少しもう少しだけ 明日こそ今度こそ強くなりたい
大丈夫 大丈夫だよ 自分に言いきかせながら
叶わなかった恋愛から立ち直って前に進んでいこうという曲ですが、何も恋愛だけじゃなく夢・希望・日々の暮らしの中でくじけそうになっても頑張っていこうね、という思い・勇気をくれる一曲。
LINDBERGから明日へ進む翼をいただいてるような気がします。←上手い!
そして、ただ単にこの曲が好きだというだけでなく、私自身この曲の影響で、歌詞を書く際に2番を重要視するようになりました。
曲の中での‟起承転結″、「何があって、それでどうなって、それがこうなって、だからこうなる・こう思う」。一曲の中に綴られる物語、そのカギとなるのは2番の歌詞だと思ってます。私の楽曲を聴いていただける際、誰かの楽曲を聴かれる際には、その歌詞の2番に注目してみるのも面白いのではと思います。
音楽は「心の常備薬」。
私も誰かの「常備薬」になるような曲を作っていけたらなと思います。
効かなかったらごめんなさいね(笑)
今夜もサンキューエキサイト!!