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音楽コラム <Vol.4> 寄稿:エキサイト中條
コラムを執筆…これは人生初である。
“人生初”ということは、当然これが“処女作”ということになる。
そう考えるだけで、まだ何も書いてないのにすでに緊張している。
あっ、どうも、エキサイト中條です(笑)
RUFFHOUSEでラジオパーソナリティーという経験をさせていただくことになり、初のラジオ番組「エキサイト中條の夜もドスコイコイ」を配信スタートしたのが今年2021年の2月15日。
その日の放送で加藤いづみさんの『シャンプー』という曲を紹介させてもらった。
1993年。当時、私は高校生。
加藤いづみさんを知るきっかけは、TVドラマの挿入歌として使われていた『好きになって、よかった』という曲だった。
健全かつ多感だった思春期の私は、その歌声にやられた。
ほどなくして、『好きになって、よかった』が収録されているアルバム「Sweet Love Songs」を購入。そのアルバムに収録されていたのがこの『シャンプー』という楽曲。
これで完全にハートを射抜かれ、仕留められた。
清涼感があり、浸透水のように体と心に沁みわたってくる加藤いづみさんの歌声は、暑苦しい日でも疲れている時でも、いつでも高原や渓谷といった避暑地に連れ出してくれる。
アップテンポなら軽やかに、バラードなら優しくふんわりと。
そして、ボサノバ調の曲ではカフェに佇む大人な女性を演じて魅せて、
なんだろう、もう、理想の女性である(笑)
絶対的な“癒しの女神”、それは私が45歳になった現在でも変わらない。
2017年10月15日、加藤いづみさんと高橋研さんのアコースティックライブが高松であった。
高橋研さんはプロデューサーとして加藤いづみさんを支えてきたギターリストである。
ほんの2、3メートルの距離、すぐそこで加藤いづみさんが唄ってる。
終演後、CDにサインをもらい(2枚も!)、会話して、握手して…もう至福の時間。
高校から25年経って、ずっと憧れだった人にこんな近くで会えるなんて…
人生ってわからんもんやなぁ、夢があるなぁ、、、生きててよかった。
その日のライブ会場はRUFFHOUSE。
エキサイト中條として弾き語りを始めてまだ1年、高松の音楽事情やライブハウスもまだまだ知らず、私がRUFFHOUSEでライブさせてもらう前の出来事である。
記事:エキサイト中條