音楽コラム <Vol.5> 寄稿:Eloiseカポノ

Music&Live RUFFHOUSE

2021/09/08 11:48

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僕のファイバリットソング  NO.2


"THE HURT"<こころ焦がす愛> by KALAPANA

from album "KALAPANA"(1975)


KALAPANA このハワイのロックグループが日本に初めて紹介されたのは、レコードデビューから2年経った1977年の8月! 本国では、1975年6月に発売されていたファースト、邦題<ワイキキの青い空>と1976年5月に発売されたセカンド<ワイキキの熱い砂>がトリオレコードから発売された。


でも、僕はそれ以前に聴いてた。僕の友達、ウエハラ君が当時創刊された雑誌「Popeye」に触発されてサーフィンを始めたおかげで、彼が行きつけのサーフショップ「Breeze」の店主を通じて、、、、、

そう、ハワイの若者の音楽は、サーファー達がいち早く日本に持ち込んできたのであった。

それまで、ハワイというとハワイアンしか知らないものだから、驚いたのなんのって!


実は、これら2枚のアルバムが発売された1977年には、すでにメンバーのマッキー・フェアリーは脱退し、自身のバンド、マッキーフェアリーバンドを結成していたのであった。

KALAPANAの音楽は、フォーク、カントリー、ロック、ソウル、ジャズ等幅広い音楽性をルーツに持っている。中でもリードボーカル、ギター、ベース、ピアノをこなすマッキー・フェアリーの作る曲は、黒人に憧れるが、なり切れない白人の歌うソウルミュージック(ブルーアイドソウル)!

スウィートな甘い、少しばかりフラット気味の歌声に思春期の僕は魅了されてしまった。


「The Hurt」 邦題は、日本紹介時は、<こころ焦がす愛>なんて、変てこりんなタイトルがつけられていた。ファーストアルバムA面の1曲目だが、後に1994年にCDで再発されたときは、なぜかLPでは6曲目だった「Going Going Going」が1曲目に持ってこられ、この曲は2曲目になっていた。でもその後、何度目かの再発時には1曲目に戻っていた??? 最新の再発盤は、2021年9月8日である。

歌詞を見てもらえばわかるが、彼女にふられた男の失恋ソング、これが僕とKALAPANAとの長い付き合いの始まりの曲となった。

※参考までにクロスオーバー21のオープニング曲の「Moon & Stars」はセカンドに収録されている。


本音源は、1984年、ワイキキシェルで行われた再結成ライブの模様、

オープニング、カマサミコングさんが彼らを紹介している!



Oh you say you're mine

And I believe you every single time

Even though they say you're not my kind

I just can't believe you'd lie

Oh all my friends are laughing

Seeing you out with other men I'm dying

Can't you see it in my eyes I'm cryin

I just can't believe you're not mine

君は僕のものと何度でも言ってくれ

何度言っても僕は信じるよ

みんなは不釣り合いだって言うけどさ

どうしても君が嘘ついてるなんて思えない

君が他の男と出かける度に僕は辛くて死にそうさ

そんな僕を見て友達はみんな大笑いさ

僕の瞳の涙がみえないのかい?

僕のものじゃないなんて信じられないよ



Would you hurt the man who loves you

Would you hurt the man today

Would you take the love you gave me away

Would you hurt the man who loves you

Would you hurt the man today

Would you take the love you gave me away

君を愛する人を傷つけるのかい?

愛する人を今日も傷つけるのかい?

僕にくれた愛を持ち去るのかい?

君を愛する人を傷つけるのかい?

愛する人を今日も傷つけるのかい?

僕にくれた愛を持ち去るのかい?


Oh what have I done

All the time I guess it was just fun

I gave away this Sweetest girl I knew

Oh, just for you

なんて事しちゃったんだろう?

お互い楽しいって思ってから

君といるために、あんな素敵な彼女を手放しちまったよ


Would you hurt the man who loves you

Would you hurt the man today

Would you take the love you gave me away

Would you hurt the man who loves you

Would you hurt the man today

Would you take the love you gave me away


Oh I know

I'll never never never know the truth

Oh I love you too much girl to spoil your fun

I can't run

No no no

I can't run

きっと真実なんて知る日は来ないさ

君のこと愛しすぎて楽しみをぶち壊すなんてできやしないし

逃げることすら出来ないよ


I guess I had it coming

I fooled around before when I was tied

And now my freedom stings me I couldn't hide

But I'd still be a fool all my life

自業自得だろうね

過去にも色々悪さして来たし

一人がこんなにも辛いって思わなかった

どんなに逃げ隠れても、一生馬鹿者さ


Would you hurt the man who loves you

Would you hurt the man today

Would you take the love you gave me away

Would you hurt the man who loves you

Would you hurt the man today

Would you take the love you gave me away


Hurt the love you gave me

Hurt the man who loves you

Hurt the love you gave me

Hurt the man who loves you

Hurt the love you gave me

Hurt the man who loves you

Hurt the love you gave me


Hurt hurt

Hurt hurt

Hurt hurt

Hurt hurt... (repeat till fades)

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