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    音楽コラム <Vol.7> 寄稿:(元)島のクラプトン

    Music&Live RUFFHOUSE

    2021/09/15 19:45

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    『エリック・クラプトンへの道は遠いw』第1回


    デレク&ザ・ドミノス時代のエリック・クラプトン師匠(以下EC師匠)が好きすぎて、

    高松ラフハウスさんで『レイラ全曲再現ライブ』実現を夢見ている、通称”島クラ”です(笑)


    そもそも3大ロックギタリストとの出会いは14歳、中学2年生の頃。同級生のヒロユキ君に聴かせてもらった1本のカセットテープには、彼の高校生の兄貴が録音したジェフ・ベックがオムニバス形式で詰め込まれていた。


    ■ジェフ・ベック=ランボルギーニ・カウンタック説(その1)

    もちろん初めて聴く曲ばかりで、BBA LIVEの『黒猫の叫び』などの飛び道具には驚いたが、何と言ってもインストゥルメンタルのインパクトが凄すぎた!

    これはどうしてもレコードで大音量で聴きたいと思ったら、もういてもたってもいられない。当時、町内にあった電気屋さんにお年玉を握りしめて駆け込んでレコードコーナーへ。


    (ゲッ・・・・困った、ジェフ・ベックが何枚もある!?)


    BBA LIVEは2枚組で高額だから元々除外しているが、一番気になっている曲の名前も

    アルバムタイトルも何もわからない。ただ、少々興奮していることもあって、結局は究極のジャケ買いで勝負に出た。


    (よし、これしかない!)


    漆黒の闇の中で、白いジャケット姿に白いストラトを抱えて妖しく浮かび上がる・・・・

    その揺らめく姿がCOOLすぎて、2500円を電気屋のおばちゃんに笑顔で渡す。

    町中の電気屋さんから、山奥の実家までどうやって帰ったのか記憶にないけれど、

    (一番気になるあの曲ははいっているんだろうか!?)と、ドキドキしながら針を落とした。


    ナラダ・マイケル・ウォルデン(高中正義のSAUDADEをプロデュース)のフィルインに続いてかき鳴らされたコードが耳に飛び込んでくる。小さく『あっ!』と声を漏らして唾を飲み込んだ。なんとそれがあの曲、”Led Boots”だったのだから!!



    突き刺さるトーン!

    たたみかけてくる(メロディアスとは対極にある)訳の分からないフレーズ!(笑)

    そしてフィードバックの嵐に、免疫のないこどもはもう昇天寸前だ!

    それに負けず劣らずなヤン・ハマーのムーグ・シンセサイザーのフレーズも強烈だったけれど、当時はてっきりそれもギターの音だと思っていたのはここだけの話です(恥)

    サブタイトルのカウンタック説の詳細とその後の展開はまた次回に。



    ■僕とクラプトン(オマケ)

    EC師匠が気になりだすのはもっとずっと後になってくるので、ここには暫く登場しない。

    というのも寂しいので、なにかと自分と似すぎている、いやもしかしたら生まれ変わりじゃないのか!?(いや、まだ師匠はしっかり生きてますwww)と思える小ネタを少しずつ・・・・♪


    ※チョコレートが大好きEC師匠と僕

    1968年リリースの『ザ・ビートルズ』に収録された、ジョ-ジ・ハリスン作の”サヴォイ・トラッフル”は、EC師匠(当時23歳)が虫歯があるのにチョコレートをバカ食いしていることを警告した内容だそうです。

    日本では1960年にカカオ豆の輸入が解禁されて広く普及したらしく、ちょうどそのころ生まれた世代に親達は良かれと思って食べさせたようで、奥歯が虫歯になるや、まるで『007』にでてきた悪役の怪人、ジョーズ(歯が全部銀ギラ銀!の鋼鉄製)みたいな人が自分含めて多い気がします。歯医者さんに行く度、ちょっと恥ずかしいんです。


    いやまあ・・・・チョコレート嫌いな人って、そうおらん(笑)

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