音楽コラム <Vol.8> 寄稿:今城のぶや

Music&Live RUFFHOUSE

2021/09/18 12:28

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「ライナーノーツを読まない」で有名な今城です。

今回はMr.エキゾチカ、マーティン・デニー(Martin Denny)をご紹介。


まず彼の音楽と「すれ違った」のは、ボクがまだ小学生の頃でした。

当時、ゲームセンターの走りの頃。

小学生のボクはゲームセンターや駄菓子屋の軒先に設置してあったゲーム機に夢中だった。

そのブームに相まって突如出現したバンドがイエロー・マジック・オーケストラ。そう通称「YMO」です。

ピコピコ・サウンドに夢中になったのは言うまでもありません。


1978年にでた1stアルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』に今城少年の心は釘付け。

「鉄腕アトム」が空を飛んでる近未来を想像しながら毎夜ヘッドフォンで爆音で聴いていました。

そんな彼らの1stアルバムに収録されている曲で、なんともアジアンチックな曲がありました。

それがこの曲、マーティン・デニーの「ファイアー・クラッカー」のカバーです。


イエロー・マジック・オーケストラ - ファイアークラッカー (1978)


軽快なリズムに、匂いまでも感じるアジアンチックな主旋律。

そしてスリリングなピアノ・フレーズ!

まるで音楽界のゲームセンターや~!!!ってな感じで今城少年のお気に入りの1曲となりました。


あれ?YMOの紹介になっちゃってますね(笑)


そんな少年時代から数年後、時は1993年。

少年から大人へ変貌した今城氏。

さすがにゲームからは卒業し、当時はネットサーフィンが趣味で音楽情報を漁ってた時、ふと目に入ってきたのが「ファイアークラッカーのオリジナル曲」というタイトルのホームページ。


どう言う事???


って思った今城はこのHPを覗いてみると、なんとあのYMOの「ファイアークラッカー」がカバー曲だった事を知ったのであった!


ここでこのコラムの1行目である。

(ライナーノーツを読まないで有名な今城です)

実はこの事実、ライナーノーツを読めば載っていました(;^_^A


ここから青年・今城氏のエキゾチックな音楽の旅が始まる事に・・・

まずはマーティン・デニーのオリジナル音源をお聴きください。


Martin Denny - Firecracker

横浜中華街で北京ダックを食いながら聴きたい曲、今城の中でナンバー1ソングです!


ヴィブラフォンなどの鍵盤打楽器を中心とし、ラテンパーカッションやアフリカ、アジアの民族楽器などさまざまな楽器を用い、また、パーカッション担当のオギー・コロン(Augie Colon)がバード・コール(Bird Calls)という独特な手法で鳥やカエルなどの動物の鳴き声をまねて彩りを加え、欧米の白人がイメージする「南国の楽園」を音楽で表現している(Wikipedia抜粋www)

もう宇宙並みの想像力の持ち主だと感心しました。

そしてこのオリジナルをデジタルで再現したYMOも同じくスゴイ想像力!

最後の爆竹音までサイコーです!


あれ?

またYMOに戻っちゃった?


と言う事で時間がきてしまったので、また次回詳しく語っていきたいと思いますwww


来年の夏は是非ご自宅でマーティン・デニーをBGMにエキゾチックな夜をお過ごしくださいませ。

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