音楽コラム <Vol.13> 寄稿:Azumaya-San

Music&Live RUFFHOUSE

2021/09/25 08:10

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「棺桶レコード」という言葉があります。

死んだときに棺桶に入れてほしいくらいの愛聴盤・・・ということで「無人島レコード」と同義ですが、来年還暦を迎えるわが身としては「棺桶レコード」のほうがしっくりくる様な気がしてきました(笑)


この「棺桶レコード」、自分自身の年齢などによってかなり違いは出てくるのでしょう。自分のSNSやBlogを紐解くと過去に何度か改訂しています。


一番古いものでは2008年に書いていましたが、その時の1位がMiles DavisのKind Of Blueでした。その理由は「他に似たようなレコードがない」から。


MilesDavisもそれを彷彿とさせるトランぺッターはいる。Eric Claptonだってよく似たスタイルの人は沢山いるし、彼らの作品と似たようなレコードはいくらでもある。だけどこのアルバムだけは、それが今も全く思いつかない。


つまり「Kind Of Blueのような音楽が聴きたかったらKind Of Blueを聴くしかない」・・・だから14年たった今でも相変わらず、僕の棺桶レコード第一位なのです。


以下、2021年版の「棺桶レコード 10選」を挙げておきます。
(Kind Of Blue以外は順位ではありません)


1:Kind Of Blue / Miles Davis

2:Ballads / John Coltrane

3:The Nightfly / Donald Fagen

4:Ladies Of The Canyon / Joni Mitchell

5:Cover Girls / Shawn Colvin

6:Songs(40th Anniversary Editon)/ Sugar Babe

7:招待状のないショー / 井上陽水

8:Live At The Greek Theater / Yellow Mgic Orchestra

9:惑星 / 冨田勲

10:A Bland New Me /Aretha Franklin With The Royal Phillharmonic Orchestra


Videoは10のAretha Franklinに因んでこちらをご紹介しておきましょう。


2015年、Carol Kingがケネディセンター名誉賞を受賞した際のパフォーマンスでAretha Franklinが歌う「Natural Woman」・・・Carol Kingは感激のあまりはしゃぎまくり、オバマ大統領が感動で涙ぐんでおります(笑)


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