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音楽コラム <Vol.17> 寄稿:スマイリーとも子
「ブルースへの入り口」/スマイリーとも子
20才すぎぐらいの頃に時々行っていたレコード屋さんの店主に「こういうの好きやと思うよ。」と勧められて、ジョージ・サラグッドという人のレコードを買った。
すごく気に入って他のレコードも、と思い聴いた中に「グッバイベイビー」という曲があり、もうめちゃカッコよかった。
当時の私はローリングストーンズ大好き、ロック大好き、バンドもやっていた。
が、まだブルースには馴染みがなく、自分の好きなロックのルーツがブルースっていうことにピンときてなかった。
そんな私だったが宮﨑くん(夫)と出会ったときから、一気にブルースが近くにやってきた。車で遊びに行くとき、誰だか知らない洋楽をいろいろ聴かせてくれた。
その中ですぐにお気に入りになったのが、エルモア・ジェイムス。
ブルースだけど、私にはロックに聴こえた。一回聴いたら忘れられなくなるギターと、あの声がもう大好きになった。そしてジョージ・サラグッドの「グッバイベイビー」がエルモアの曲だったことも知った。
今、八幡屋というバンドで「グッバイベイビー」を歌っている。
最初はおそるおそる歌っていたけど、4年経ち、今は少しだけ慣れてきて、私の好きな曲を聴いてね…という気持ちで歌っている。
では聴いてください。
Elmore James「goodbye Baby」