音楽コラム <Vol.18> 寄稿:(元)島のクラプトン
『エリック・クラプトンへの道は遠いw』第2回
■ジェフ・ベック=ランボルギーニ・カウンタック説(その2)
ギターが弾けたら絶対カッコいいと確信したジェフ・ベックとの出会いは1976年。
レイドバック期にあったEC師匠はその年、シャングリラスタジオで『no reason to cry』を録音。11月にはそのスタジオの所有者である、ザ・バンドの解散コンサートに出演している。
疾走感に溢れるクロスロード/クリームのライブ音源はその8年も前に録音されたものであり、それはそれで大いに感動したものであるが、如何せんレイドバック期の(弾かない)プレイと、直情径行と表現されたジェフ・ベックのゴリ押し弾きまくりでは、後者に軍配が上がって当然(当時の感想ですw)。
1970年代のスーパーカー・ブームの頃、ウェッジシェイプに、前方に跳ね上がるドア、近未来的造形など、いちいちその凄さがわかりやすい『ランボルギーニ・カウンタック』と、美しいけれども至って普通(に見えた)の『フェラーリ・365GT4/BB(写真は512BB・・・なぜ365なのかはアルバム”SLOWHAND”の内ジャケ参照w)』では、どうしたって子供の頃の僕の心をとらえて離さないのは圧倒的に前者だった。
例えるなら、ジェフ・ベックがそういう存在だったという訳です。
さて、『WIRED』からさかのぼって『BLOW BY BLOW(ギター殺人者の凱旋)』を聴くことになるんですが、当時は”スキャッターブレイン”とか”哀しみの恋人たち”をしつこくヘビロテ。これは地味な曲だなあと思っていたビートルズのカバー曲を最近よく聴くようになったのは、やっとフェラーリの良さがわかる年になったということなのでしょうね(笑)
『She's A Woman』・・・これはUPPをバックにBBCで演奏されたものです。
■僕とクラプトン(おまけ)
※トンカツ大好きEC師匠と僕
来日したら必ず行くトンカツ屋さんがあるそうです。
昭和世代にとっては、家庭で食べるご馳走のベスト10に入る・・・と個人的には思いますw
最近、揚げ物はヘルシーじゃない!と敬遠する人も多いけれども、どうせなら好きな、美味しいものを食べて幸せを感じたい。
いやまあ・・・・トンカツ嫌いな人って、そうおらん(笑)
EC師匠、トンカツ屋さんに行ってもいつもチキンカツを頼むらしいけどwww