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    音楽コラム <Vol.19> 寄稿:エキサイト中條

    Music&Live RUFFHOUSE

    2021/10/14 13:22

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    「ギターで弾き語りしている」と言うと、「どんな曲やってるんですか?」と聞かれることがある。そんな時は「斉藤和義みたいな感じです」と答えている。


    誠に勝手ながら…


    楽曲、ギタープレイ、もちろんそれが斉藤和義さんの大きな魅力ではあるが、個人的に一番の魅力は‶カッコつけないカッコよさ″である。


    自然体、気取らない、飾らない、、、日本武道館であろうとMCで下ネタをさらっと言ってしまうほどである。そして、オーディエンスへの手の振り方が実にかわいい(笑)

    ちなみに、デビュー当時のキャッチフレーズは「四畳半じゃ狭すぎる」。

    …でしょうね(笑)


    エキサイト中條として活動を始めた当初、フリーライブでよく唄っていたのが斉藤和義さんの曲。数多くの方に愛されカバーもされている『歌うたいのバラッド』をはじめとして、『ウサギとカメ』『ずっと好きだった』なんかも。まぁ、私に限らず、斉藤和義さんの曲をアコースティックライブでやっている人は多いと思うが。


    ストレートに心情を綴って親しみを感じるような歌詞も好きだし、私がオリジナル楽曲でよく使うアンニュイなコードは、斉藤和義さんの曲から覚えたものが多い。


    楽曲、歌詞、コード進行、ネルシャツにジーンズ、、、私自身、斉藤和義さんに影響されてる部分は多いと思うし、その元を辿っていけば斉藤和義さんも影響受けた70年代のハードロックシーンから継承されているものなんだと思う。


    デビューアルバムの1曲目に収録されている『tokyo blues』。




    この曲を聴いて‟俺もこんな曲を唄いたい!″と思い作ったのが『二人のHoliday blues』。私なんぞとてもブルーズできていないのだが、我ながら軽快ないい曲でお気に入りだ。


    まぁ私の曲はおいといて、『tokyo blues』で唄われたどこにでもいる普通の男性の等身大な日常と心情。デビューから28年経った現在でもその歌詞のスタイルは変わっていない。

    ケツをたたいて鼓舞するのではなく、肩を抱いて一緒に歩んでくれる…

    斉藤和義さんの曲には、そんな人情と優しさを感じる。


    実はここだけの話、、、

    こんなに斉藤和義さんが好きだと書いておきながら、一度も生でライブを見たことがない。

    なんか、ごめんね。

    早く生でコンサートが観たいです(笑)

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