音楽コラム <Vol.21> 寄稿:タニケンヂ
今回、高松ラフハウスのホームページに音楽コラムを書かせてもらえるとのこと。
コロナ禍でライブもなく、退屈な毎日を過ごしていたところだけに実に光栄なお話。
音楽愛好家らしい内容にしたいですね。
さて。
ラフハウスの店主とは、幼稚園時代からの付き合いなので下手なことは書けない。
ましてや適当な内容など書こうものなら即座にバレる。
コラムに次回があるかは今のところ未定だが、ネタ切れにならないよう小出しに(笑)行きたいと思います。
それでは、人生で1番最初に1番多く針を落としたであろうアルバムをまず紹介します。
『ロング・バケイション』大瀧詠一
もはや、説明不要の1981年3月21日発売、言わずと知れたジャパニーズポップスの金字塔。
今年、40周年記念盤も発売され、収録曲が度々CM曲に使われるので、何を今更な感じですが、ボクにとっては、やはり特別なアルバムだ。
再発されるたび、買い続け自宅には何種類ものロング・バケイションが並ぶ。
毎月買い続けていた雑誌、『レコードコレクターズ』では、初めての再発盤20周年記念盤が出た2001年から20年間、ほぼなにかしらの再発盤が3月21日に発売され、大瀧さんの特集が組まれた。それは、大瀧さんが亡くなられた2014年以降も続いた。
そして、個人的には聖地巡礼も敢行。
収録曲『カナリア諸島にて』の歌詞のモデルとなったジャズ喫茶・木馬へ。
ビンテージオーディオに目が行きがちな店内だが、注目はメニュー。
『カナリア・アイランド・ティー』
♪薄〜く切ったオレンジをアイスティーに浮かべて
想像よりオレンジは厚目、辛うじて浮きます。
近くにお出掛けの際は、是非是非お試しを。
それでは、みなさん
ごきげんよう♪