音楽コラム<vol.78> 寄稿:タニケンヂ

Music&Live RUFFHOUSE

2022/10/09 11:30

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タニケンヂ備忘録その2


ご無沙汰しております。

屋島西町のタニケンヂです。

第4回音楽コラムです。


前回からの続き。

ストリート・スライダーズ、ザ・モッズの魅力に取り憑かれたろくに音楽の知識もない高校生だが4人集まれば、バンドになる。

まあ、アマチュアバンドの始まりなんてこんなもんでしょう。


今思い起こせば、かなり短期間で初ライブに漕ぎ着けたと思います。

結成から半年かかってなかったかな?


高校2年の夏休み前。

現在のさぬき市。

津田の松原海水浴場の海開き。

浜辺で特設ステージ。

出演バンドは、高校生だけだったかな?

主催者は、地元のガソリンスタンドだったと記憶してます。

スポンサーがガソリンスタンドなのに、何故に高校生バンド???

今にして思えば、何の宣伝効果もないんじゃ?

まあ今更深く考えるのはヤメましょう。


本番は、とにかく緊張した。

演奏時間は、30分くらいだったが

ほんの一瞬に感じた。

足元のモニターの音も聴こえていたかどうかも。

というか、モニターがあったかも定かではない。


それでも40年近く経った今、かすかに記憶にあるのは、この曲を演ったのは、憶えている。


『ゴキゲンRADIO』


今聴いてもキャッチーで疾走感満載でめちゃカッコイイ曲なんだが、よくよく考えてみると、イントロは、ジョニーサンダース風、歌メロはラモーンズ風でルーツは、USパンク?と思いきや、でもバンド名は、モッズMODSで、イギリスのモッズからなんですが・・・。

しかし、その節操の無さも掻き消してしまうのもザ・モッズのセンスとカッコよさなんでしょうね。


そういえばコロナ禍で、ラフハウスオーナー今城と2人でやってたラジオ番組名『ゴキゲRADIO』も勿論由来はこの曲からだが、そう考えると


【人って、そう簡単には変われないなー】


と、しみじみ思う2022年の秋。


第5回につづきます。

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