音楽コラム<vol.108> 寄稿:Eloiseカポノ

RUFFHOUSE

2026/06/24 20:21

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コラム Cross Over 21 第6夜 2026.6.18


ラジオ連動型のコラム第6夜です。

最後までお読みいただき、そしてぜひ、ラジオの方も無料のリアルタイム放送と有料会員のアーカイブ放送でお聴きいただければ幸いです。また、なんでも構いませんのでコメントの書き込みもいただけると励みになります!


さて、4年に一度のサッカー・ワールドカップが始まりました。日本代表の愛称は、てっきり「侍ジャパン」かと思っていましたが、「SAMURAI BLUE(サムライ・ブルー)」なんですね。今回、初めて知りました。女子の「なでしこジャパン」はよく耳にしますよね。なでしことは名ばかりで「中に男子がいるのでは?」と思うくらい強いですから。


日本では「監督名+ジャパン」という呼び方も浸透しているとのこと。個人的には「森保ジャパン」の方がしっくりきますが、いかがでしょう?コラムが掲載される頃にはチュニジア戦も終わって、おおよそ予選突破かどうかが決まっているかもしれませんね。がんばれ、日本!


さて、今回は前回に引き続き「6月後半のお誕生日特集」をお届けします。前回の放送終了後、いち早くリクエストをいただいた方の曲を含め、全12曲をご紹介しました。

 

後半(お誕生日特集)
1. Gino Vannelli / I Just Wanna Stop (2012: The Best And Beyond)
    • お誕生日: 1952.6.16
    • 彼のことを初めて知ったのは、この曲が収録されたアルバム『Brother to Brother』を、まだ入学したての1年生の5月、大学の生協で見かけてからです。その後、夏ぐらいからこの曲がヒットし始めて……「この暑苦しさはなんだろう!風貌も、曲も、歌も!」と思ったものです。でも、その壮大なサウンドスケールにノックアウトされたのは間違いありません。今夜お届けしたのはリメイクバージョンです。オリジナルに比べ、少しサウンドが薄めになっています。

 

2. Barry Manilow / Reminiscing (1996: Summer Of ’78)
    • お誕生日: 1943.6.17
    • 73歳にしてゲイであることをカミングアウトしたバリーさん。それまで公表できなかったのは「ファンを失望させてしまうのではないか」という恐れがあったからだそうです。彼に関しては、個人的には(失礼ながら)ずっとそう思っていましたけど(笑)。そう、西城秀樹さんとデュエットしていた時から!『夜のヒットスタジオ』での彼らの様子を見て、なぜかピンとくるものがありました。現在83歳のバリーさん、これからもパートナーと追憶の甘い日々(Reminiscing)をお過ごしくださいませ。

 

3. Paul McCartney / Ebony And Ivory (Solo Version) (1982, 2015: Tug Of War)
    • お誕生日: 1942.6.18
    • 直近の来日ライブは2018年11月。あのときのナゴヤドームは「NAGOYA」一色に包まれました。名古屋の税理士・武山さん親子が会場を盛り上げてくれたんです。「ヘイ・ジュード」のコーラスの際、通常の「NA」のボードの代わりに、武山さんが仕掛けた「NAgoya」ボードが登場。私も武山さんからいただいたデータを数十枚印刷して、周りの観客に配りましたよ!日本最終公演の模様は、こちら(ユニバーサルミュージック公式)から知ることができます。5月にニュー・アルバム『The Boys of Dungeon Lane』をリリースしたばかり。今年、または来年早々にも来日しそうな気配です。今夜はスティーヴィー(・ワンダー)さんにはご遠慮いただきました。

 

4. Lionel Richie & Shania Twain / Endless Love (2012: Tuskegee)
    • お誕生日: 1949.6.20
    • アラバマ州タスケジー出身のライオネルさん。彼がこれまでに発表した名曲をカントリー風味に味付けし、カントリーシンガーたちとデュエットしたアルバムです。なぜか日本盤では、日本では知名度が低い(?)シャニア・トゥエイン嬢とのバージョンではなく、クリスタル・ケイさんとのデュエットに差し替えられています。シャニアさんのバージョンを聴きたい方は、ぜひ輸入盤(洋盤)を購入してください。カントリーアルバムは日本ではよほどのことがない限り国内盤が発売されませんが、果たして何枚売れたのか気になるところです。

 

5. Siedah Garrett / One Man Woman (1989: Back On The Block)
    • お誕生日: 1960.6.24
    • マイケル・ジャクソンとのデュエット曲「I Just Can’t Stop Loving You」で一躍有名になったサイーダ・ギャレットさん。本来は優秀なソングライターであり、数々の大物アーティストへの楽曲提供やバックボーカルを務めたことで世界的に知られています。プロデューサーのクインシー・ジョーンズに才能を見出され、彼から「Sid(シド)」の愛称で親しまれました。クインシーのグラミー賞受賞アルバム『Back on the Block』(1989年)では、作詞・作曲・ボーカルと大いに関わっています(※アルバムクレジット上はクインシー・ジョーンズ名義の楽曲です)。

 

6. David Paich / Lucy (2022: Forgotten Toys)
    • お誕生日: 1954.6.25
    • TOTOの創始者の一人であり、キーボーディスト、ボーカリスト、作曲家、アレンジャーである彼が初めてリリースしたソロアルバムです。アルバムタイトルは、自分が書き溜めていた曲や曲の断片をまとめて完成させたことから名付けられたのだそう。ジャズインストナンバーで、とてもカッコいい楽曲です。リスナーの方から「TOTOっぽいと思った」とのコメントをいただき、「さすが、よくお分かりで!」と感心してしまいました。

 

7. George Michael / To Be Forgiven (1996: Older)
    • お誕生日: 1963.6.25
    • 彼が公衆トイレでの一件で警官に逮捕されたというニュースがありましたが、個人的にはさほど驚かなかったし、その後にゲイだとカミングアウトしたことにも驚きませんでした。熱狂的なファンなら驚愕したことでしょうが、私はワム!(Wham!)の頃から可もなく不可もなくというスタンスでして……。彼が亡くなってから早いもので9年半、時の流れを感じます。

 

8. Carly Simon / Nobody Does It Better (1977: The Spy Who Loved Me)
    • お誕生日: 1945.6.25
    • なんと18年ぶりにニュー・アルバムが出るとのこと。ポール(・マッカートニー)の新譜はスルー(パス)ですが、こちらは購入(バイ)決定です!参加している息子のベンさんや娘のサリーさんは、いずれもジェームス・テイラーさんとの間に生まれたお子さん。才能ある二人から生まれた子供ですから、音楽の才能があって当然ですね、すごいです。この曲は、私が一番好きな007映画『私を愛したスパイ』のテーマソング(邦題:『私を愛したスパイ』主題歌)。ロジャー・ムーアと、リンゴ・スター夫人であるバーバラ・バックが主演した作品です。オープニングとエンディングに流れるこの曲は、本当に映画にマッチしていました。ボンド映画の主題歌の中でも1、2位を争う名曲です。

 

9. The Clarke/Duke Project / Sweet Baby (1981: The Clarke/Duke Project)
    • スタンリー・クラークお誕生日: 1951.6.30
    • 彼のソロ2作目『慈愛への旅路(Journey To Love)』にジェフ・ベックが参加していると知り、興味を持ちました。「ベースってこんな弾き方をするんだ!」と当時は驚かされたものです。それまではリズムをキープする楽器だとばかり思っていましたが、メロディも奏でられるのだと知りました。私は中学・高校とオーケストラ部に所属していたので、コントラバス(ダブルベース)が基本、弓で弾いてメロディを奏でることは知っていました。しかし、弓を使わないエレキベースでこれほどメロディを奏でられるのが不思議だったのです。そんな彼がジョージ・デュークさんと組んだプロジェクト「The Clarke/Duke Project」。このアルバムはAORやブラコン(ブラジリアン・コンテンポラリー / ブラック・コンテンポラリー)と言ってもいい心地よさです。シタールを奏でるクラークさんの姿を生で見たかったものです。ちなみにリスナーさんの中には、当時ライブを観たという方もいらっしゃいました。

 

10. Rupert Holmes / Him (1979: Partners In Crime)
    • リクエスト曲です。このアルバムには個人的な思い出があります。1979年10月のある日、地下街(エスカ)での交通量調査(電通)のアルバイトへ行く前にレコード屋でこの一枚を買い、お供にしながらアルバイトをしました。その時、他にも2枚レコードを買っていて、ひとつはマーク・ジョーダンの『ブルー・デザート(Blue Desert)』、もうひとつはニコレット・ラーソンの『愛の季節(In The Nick of Time)』でした。約半世紀(四捨五入)経った今でも、昨日のことのようにはっきり覚えています。

 

11. David Pack / I Just Can’t Let Go (1985: Anywhere You Go)
    • オンエア中、よく知られているバージョンと違うことに気づかれたリスナーさんから「これは!?」とコメントをいただきましたが、やっぱり気づきましたね!Ambrosia(アンブロージア)の元メンバーであるデヴィッド・パックさん。バンド時代から、AOR的なエッセンスは彼が担っていたことがよく分かる名曲です。マイケル・マクドナルドさんもバックコーラスで参加しています。

 

12. Djavan / Samurai (1982: Luz)
    • 最後は「SAMURAI BLUE」にエールを送る意味を込めてこの曲を。

それにしても「侍(SAMURAI)」に対して外国人がどんなイメージを抱いているのか、いまひとつ気になるところですね(笑)。

 

 

ビバリーヒルズの自宅スタジオで撮影したとのこと!

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