音楽コラム<vol.63> 寄稿:Eloiseカポノ
My favorite concert NO.1
Jackson Browne & JD Souther with Ry Cooder / Fountain of Sorrow from album "Late For The Sky”
今回は趣向を変えて、私が生きてきた62年と5カ月において、感動した外タレさんのライブをご紹介します。
「Jackson Browne名古屋公演」
日時は、1980年の11月17日でその年に建ったばかりの愛知県厚生年金会館ホールで行われました。
もう今は取り壊されて高層マンションになってます。
学生当時、私はコンサートの警備のアルバイトをしており、当日の配置位置は、最前列から見て一番最初の通路の真ん中辺りでした。
コンサートは、1976年、奥様の自殺というショックな出来事を乗り越えて、レコーディング、発売された「The Pretender」からのオープニング曲「The Fuse」に始まり、「Your Bright Baby Blues」、一曲飛ばして「Here Come Those Tears Again」!
なんとレコードの曲順に演奏されました。
二十歳の青年は生ジャクソンにドキドキしたのは言うまでもありません。
そして、その次の曲は、大好きな、無人島へ持って行きたいアルバムのうちの一つの「Late For The Sky」から「Fountain of Sorrow」
もう感動を抑えることが出来ず、バイトそっちのけで、カラダは完全にステージの方に向いてました(笑)
そしてやはり、コンサートで最高潮の盛り上がりを見せたのは、もちろん、「Running On Empty」
舞台正面に張られたスクリーンにアルバムジャケットが映し出されると、大人しかったファンもあちらこちらで立ち始めました。
その中でも私の目を引いたのは、1組の家族!
当時ニューファミリーと呼ばれていた夫婦とその2歳から3歳ぐらいの息子というおしゃれな家族でした。
お父さんは、ビヨン・ボルグ(何人の方が覚えておられるのか?)ばりにバンダナを頭に巻き、ショートパンツがよく似合ってました。
お母さんは、サーファーメイクにフレアジーンズが決まってる、私の好きなタイプのお姉さま^_^
そして息子さんは、なんと、お父さんのテニスラケットをギターがわりに抱え、曲に合わせとても楽しそうにカラダをスイングさせてました。
その男の子も今は、40代半ばのはず!どんなおっさんになってるのかぜひ、会って、当時の話をしてみたいです(笑)